郷土の歴史遺産 「椎ノ木稲荷」を守る


およそ400年前、大川図書家とその分家、中大川(大川弥惣右衛門)家は草加開宿に貢献したその一人であると伝わっている。この椎ノ木稲荷は中大川家の田畑の守り神であり、境内に樹齢300年を超える椎の古木が聳えていたところから、地域の人々に「椎ノ木稲荷」と呼ばれ親しまれてきた歴史があります。
令和2年3月22日、中大川家のご子孫である三郷市在住のHさんとお会いする機会がありました。率先して境内の美化活動をしてきた大原氏の中継ぎで実現したものです。
日頃から境内の美化活動をしていただいている大原氏と草加パドラーズの皆さんには有り難く思っています。参道の敷石や整備については、自宅の敷石をぜひ提供したい、それを使ってもらいたい。そして、記念樹として庭の椿(つばき)の木を提供したい・・・と云ってくれました。4月11日(土)の午後、三郷市まで車で受け取りに行く約束をして別れました。
故郷の歴史や文化を大切にし、守り伝える活動は草加パドラーズの目標の一つです。河川の美化活動やスポーツ文化の普及と共に、皆さんと一緒にさらに力を入れてまいります。