綾瀬川水質浄化対策の現状 利根川導水/伝右川毛長川


令和3年5月18日(火)、綾瀬川水質浄化対策の切り札である利根川導水の現状を調査しました。利根川の水は、利根大堰から見沼代用水東縁「木花橋水門」から「龍圦水門」の伝右川へ、そして「一の橋放水路」をへて綾瀬川へ放流されていました。また、見沼代用水東縁終点(川口市本蓮)から毛長川(舎人六丁目)へ、そして5㎞東の綾瀬川に合流している現状を確認しました。どちらも勢い良く利根川の水を導水している場面を目の当たりにして大変嬉しく感じました。今からおよそ400年前、桶川で備前堤によって元荒川から分断された綾瀬川は、それ以降は自浄能力が極端に低下しましたが、現在のこの施策によって綾瀬川の水質浄化が大いに期待できる方法であると現場を見て感じ取る事が出来ました。トップの写真1が「木花橋水門」
写真2(下の写真)が「伝右川龍圦水門」

写真3(下の写真)が「見沼代用水東縁終点」

写真4(下の写真)が「毛長川合流点」です。
今後も関係者の力で、綾瀬川、伝右川、毛長川の水質浄化をさらに向上させていただきたいと強く感じました。

(注)利根川の水がどのような経路で草加を通り浄化しているか地図で説明しています。本ホームページの「会報アーカイブ」から第288号をご覧下さい。