県水環境課環境企業体験 松原北端11名/3袋回収


令和3年7月14日(水)、定例活動で木村、村田、篠岡、脇谷、井坂、中島の6名と県水環境課山井課長、野崎興業土屋主任、松崎課長の2名が、新和環境附田工場長、渡辺部長の2名の計11名で松原北端、風間船着場間1.1㎞のゴミ拾いをしました。浮遊ゴミは3袋分の成果でした。今回、県水環境課が主体になって、県内の環境業務に携わる優良企業の責任者たちに河川美化活動現場を理解してもらう事と、今後の連携活動を広域的に発展させていきたいという県の狙いがあって実施されたものです。風間船着場へ野崎興業社長野崎鉄也氏(県環境産業振興協会副会長)もゴミ拾い体験の様子を見に来てくれました。

草加宿の歴史/観光案内
その後、神明排水機場へ向かい、伝右川の甚左衛門船着場へ上陸して、札場河岸公園内を案内しました。まず、越谷県土整備事務所によって立派な船着場を設置していただいたことや「河童の碑」建立のいきさつをお話しました。次に、江戸時代の舟運の遺構の札場河岸跡、そして芭蕉像を案内して、元禄2年に芭蕉と曾良が「奥の細道」で草加宿へ足跡を記してくれたことをお話ししました。そもそも草加宿は慶長11年に宿篠葉村の名主大川図書が近隣9カ村の農民たちと協力して奥州日光道中へ開宿着手したもので、低湿地帯のこの辺りの開拓は大変苦労しながら開宿したことが想像できます。札場河岸公園は、草加宿と名勝草加松原の中間点にあり、まさに歴史や文化を伝える結節点で、水辺を活かした街づくりのキーポイントになっていることを理解していただきました。県指定文化財の「甚左衛門堰」やシジミ放流の場所も見ていただきました。今回、山井課長さんに良い機会を与えていただきました。