綾瀬川クリーン大作戦 水位と水質の研究(3)


調査期日 令和3年9月8日(水) 6:00~18:00 曇り 《大潮》
《検査目的》
汽水域綾瀬川の水流と水位が河川の清流の条件である水質(透視度とCOD)にどのような影響を与えているか現況を調査した。


《検査条件》芝浦埠頭潮位表(左グラフ)=草加2時間遅れ
(草加市の満潮時刻→ 7:21 干潮時刻→ 13:56)
・測定日 9/8(水)6:00~17:30まで(※18:00日没のため)
・測定回数 5回
・測定値 ※上記の通り
《結果》
・透視度平均値 53.8cm
満潮時の透視度は61㎝
の数値である。水流が強
い時は、透視度が下がっ
ていた。
・CODの平均値4.0㎜g/L。水質が少しずつ改善されてきている。   CODパックテスト(低濃度)
草加市綾瀬川/汽水域

満潮時の船着場の様子 6:00頃

干潮時の船着場の様子 15:00頃


満潮時の流れが止まった時 透視度61cm   流れが速い時 透視度46cm (※ヘドロ)
AM 6:00頃 谷古宇橋水位計2.1m値   AM 6:00頃 左:水道水 右:透視度61㎝
《結論》
➀ 汽水域での時間帯、潮位、水位、流速など各種条件の変化によって水質値も変化する。
② 満潮時の水位が高く流が緩やかな時、透視度は高い。干潮時、流速が速いと濁る。
③ PH値は7.0(平均値6.9)で中性であることが分かる。
④ CODパックテスト(低濃度)平均値4.0㎜g/Lで、水質が少しずつ改善されてきた。