草加市自主水防団

目的
来るべき大洪水時に、自衛隊、消防局、行政と連携し、所有の救助艇を出艇し、人命救助、救援物資の輸送の支援活動を実施します。

草加市は関東地方利根川水系の中央部に位置し、平均海抜3.5ｍ、東に中川(古利根川)、中央に綾瀬川が流れる低湿地帯に25万人が暮らしている。私達の郷土は、明治43年と昭和22年に利根川決壊による大洪水に見舞われている。近年、各地で異常気象、線状降水帯による洪水が発生している状況を見た時、かつての経験の再来は明らかに予見できる。歴史の教訓を活かし、来るべき大洪水に備え、ここに草加市自主水防団を発足いたします。

お目出とうございます !
「小型船舶操縦免許」合格10人目
この度、大原宏行氏が見事に「小型船舶操縦免許」国家試験に合格しました。おめでとうございます。草加パドラーズで10人目の取得者になります。来るべき利根川決壊への危機管理準備としてまた一歩前進しました。4月には、正式に「草加市自主水防団」が発足します。人命救助や緊急物資輸送等に向け、これからの活躍を期待いたします。

救助艇3艇出動八潮まで救援物資輸送訓練
4 月7日(水)、定例活動に村田、井坂治、井坂次、相原、中島の5名が、救助艇3艇で八潮市柳之宮小学校まで(仮想)救援物資輸送の訓練をしました。村田、相原は「つりっこ太郎」2馬力エンジン、井坂治、井坂次は「あやせ川丸2号艇」4馬力エンジン、中島は「あやせ川丸3号に問題点が無いように思えましたが、相原艇は途中で隠れ杭にスクリュウが触れたという報告がありました。中潮でも要注意ですね。こうして、各艇に100ℓ、計300ℓの飲料水輸送(仮想)を無事終了しました。途中タモ網で浮遊ゴミの回収をしながらの訓練でした。今日のゴミ拾いの成果は2袋分でした。

「草加市自主水防団」人命救助・救援物資輸送訓練
5月12日(水)、今日の自主活動に、木村、井坂治、中島の3名と村田、篠岡の計5名が参加し浮遊ゴミ7袋分回収の成果でした。村田、篠岡はカヌーでいつものようにゴミ拾い活動を、他の3名は、救助艇操船技術の向上、人命救助、救援物資輸送訓練を目的に「あやせ丸1号艇」中島、「あやせ丸2号艇」井坂治、つりっこ太郎「あやせ丸6号艇」木村の3艇に分乗し、伝右川「甚左衛門船着場」へ飲料水300㎏(ℓ)を、「宮代橋船着場」へ飲料水300㎏(ℓ)を運搬しました。八条大橋下流側で落水者3名の救助訓練(いずれも仮想)を実施しました。

「草加市自主水防団」訓練長栄中央公園へ救助艇出動
6 月30日(水)、月末最終水曜日の自主水防団の緊急物資輸送の訓練をしました。井坂、岩崎が「あやせ丸2号艇」、豊崎、中島がつりっこ太郎「あやせ丸6号艇」の２艇に分乗し、4.3㎞上流の長栄中央公園船着場へ飲料水200㎏と医薬品輸送を想定して実施しました。行きは満潮時から引き潮に変化、帰りは引き潮でいずれも約30分の所要時間でした。岩崎氏は小型船舶操縦免許1級所持者で操船の仕方や航路の取り方がとても上手でした。

人命救助訓練!
実際に田中志君にカヌーで転覆して人が流された時の状態をつくってもらい救助訓練を実施しました。2号艇に木製3段ステップをセットし2人がかりで引き上げたら可能でした。その後、3号艇で救助者1名ステップ無しで実験したら大きく艇が揺れて引上げが出来ませんでした。
次回は、木製3段ステップを救助艇の後方にセットして引上げが可能か実験してみたいと思います。
この度、河川財団より草加市自主水防団へ助成金を頂き、小型船外機ヤマハ8馬力Ｓ脚エンジンを購入させていただきました。ここに御礼申し上げます。

「草加市自主水防団」救助艇5艇/人命救助訓練
12月25日(日)、定例救助訓練に木村、古田、佐藤ご夫妻、間宮、相原親、伊藤、並木、木下、磯部親子、遠藤、渋谷、石田、坂田、石田健、林和、林豊、吉良、長谷川、田中志、浅井、井坂の24名が救助訓練とゴミ拾いを実施。蒲生船着場間2.1㎞で10袋分、布団、タイヤ、ヘルメットの成果でした。
救命浮環投てき!救助艇5艇出艇。「あやせ丸1号艇」船長相原・伊藤、「2号艇」相原崚・並木、「3号艇」林・井坂、「4号艇」木村・遠藤、「6号艇」吉良の各氏が船長、副船長を務めました。