アメリカ流「E3C×日本流の5S」の夏休み環境教育
【活動日】2024/08/25(日)
【天候】 くもりのち晴(29度)
【コンディション】透明度低めの緑色、やや強い下げ潮
【行先】八条大橋付近でターンし、神明排水場付近の河童の碑で休憩
【参加メンバー】磯部、飯塚、飯塚(晴)、遠藤、吉良(陸上)、磯部(文)、田中(颯)、田口、渡邉(体験)(9名)
【ゴミの量】45Lゴミ袋 3袋 30Lゴミ袋 2袋
【ゴミの特徴】プラスチックゴミ、キャッシュカード(警察に届け出)、DVDデッキ
酷暑がようやく少し和らぎ、出発前の気温30度を切るは29.5度
参加者は小学生5人を含む9人で、夏休みを振り返る気分の活動となりました。先月7月20日に行われた夏休みカヌー教室(会報 第741号)を皮切りに、夏休み最後の日曜日となる今日も元気に活動ができました。
先日の大雨の影響で透視度は今年最低値の22cmと濁っていましたが、ぐいぐい漕ぎ進めていくと、水上の浮遊ゴミよりも川岸にポイ捨てしているゴミの方が目につきました
本日リーダーの磯部さんは、少しのポイ捨てゴミでも、それが多くのポイ捨てゴミを招くため、「ポイ捨てしない環境を作ることが大事だ」との意思で活動に臨み、ポイ捨ゴミの多い地点に向かいました。
カナディアンと呼ばれる大型のカヌーから岸辺に降り、岸辺に捨て置かれたでDVDプレーヤー、ペットボトル、更にはキャッシュカードまで回収しました
キャッシュカードは吉良さんが警察に届けてくれました
夏休み前半の会報 第742号でも触れましたが、アメリカでは、エリー運河を使って、東海岸から五大湖までカヌーで移動したという歴史を持っているため、現代は環境教育の一つの方法としてカヌー等が活用されています
そこでは、水運の歴史や水質汚濁、ゴミ問題、生物多様性等が触れられています。E3C(Environmental Education on the Erie Canal)と呼ばれるアメリカ流の環境教育の一端を、日本流の5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾(しつけ))と掛け合わせ、ここ綾瀬川でも体感する夏休みになったことを願いつつ、これからも活動を続けていきます
(遠藤記)