5/29「草加市自主水防団」 人命救助・緊急物資輸送訓練


[会報第487] 令和4 5月  29日発行

5月29日(日)、定例活動に古田、佐藤ご夫妻、磯部親子、梅田親子、松永、大原、三池、相原、田中志、吉良、牛島、中島の15名が綾瀬川マリーナ(防災船着場)・蒲生船着場間2.5㎞で活動しました。今日は、草加市自主水防団訓練日で、救助艇あやせ丸1号艇を中島氏が、2号艇を松永氏(相原同乗)、3号艇を大原氏が操船し緊急物資輸送と人命救助訓練を実施しました。いずれも小型船舶免許保持者で航海日誌記入義務付けと訓練課題を指示しました。

5月29日(日)訓練課題

1 救援物資輸送 飲料水100㎏

2 人命救助 途中2か所で落水者救助(救命浮環投てき各3回)

3 河川美化活動 途中で気になる不法投棄ゴミを回収する・・。

蒲生船着場間/落水者救助

綾瀬川マリーナ(防災船着場)を出発した3艇の救助艇は、風間船着場付近に錨を下ろして第1回目の落水者救助訓練です。「落水者発見」と声を出し救命浮環を投げ込みます。「つかまれ」と大声で指示して引き寄せる練習を3回実施。

次に錨を引き上げ、蒲生船着場付近まで操船し同様の練習を3回実施しました。艇の中央部で立ち上がり、バランスを取りながら救命浮環を投げ込むコツを何度も学びました。大原氏が3号艇で投てき練習を終えた時に、大きな黒色ビニール袋を確保しました。家庭用品がびっしり詰まり水分を含んでいたので中々引き上げるのに苦労しました。

人命救助訓練!

実際に田中志君にカヌーで転覆して人が流された時の状態をつくってもらい救助訓練を実施しました。2号艇に木製3段ステップをセットし2人がかりで引き上げたら可能でした。その後、3号艇で救助者1名ステップ無しで実験したら大きく艇が揺れて引上げが出来ませんでした。次回は、木製3段ステップを救助艇の後方にセットして引上げが可能か実験してみたいと思います。

この度、河川財団より草加市自主水防団へ助成金を頂き、小型船外機ヤマハ8馬力S脚エンジンを購入させていただきました。ここに御礼申し上げます。