蒲生船着場/6名 枯れ木大量回収


[会報第548] 令和41117日発行

10月16日(水)定例活動に、木村、吉良、渋谷、高橋、牛島、長谷川の6名が蒲生船着場間2.1㎞で3袋分の浮遊ゴミと大量の枯れ木ゴミの回収をしました。

冬が近づき肌寒い日が続いていましたが、風もなく快晴の中で快適に活動ができました。

草加南水門には筏ゴミが!

前回活動時に、護岸の草刈り業者が刈った草木を大量に川に捨てているところを目撃しましたが、現在、そのゴミが固まった状態の「筏(いかだ)ゴミ」としていくつも川を流れています。今回は救助艇の出動がなかったため、カヌーでの回収となりましたが、積める限りの範囲で回収を行いました。

草木を川に流すことは悪影響

草木を大量に川に流すと、大きなものはすぐには自然にかえることなく、他の浮遊ゴミや泥を巻き込んで少しずつ大きくなり、最終的には巨大な浮島が形成されます。河川を流れる浮島は船舶の航行の妨げとなり、事故の原因となります。また、河川で回収しきれなかった浮島は、湾などに溜まり、巨大な回収船を使った回収作業が行われています。その他にも、湾に溜まることで生き物の生態環境にも影響を与えるため、悪影響しかありません。船舶航行の安全、回収作業にかかる莫大な費用 、生態系への影響 の問題をなくすために、刈り取った草を川に流さず、しっかりと処分を行うことが大切です。

松尾芭蕉杯の安全確保のためにも枯れ木の回収を!

昨年の松尾芭蕉杯では、枯れ木の影響でレースに支障が出てしまいました。スプリント部門のカヤックはラダーがついているため、少しの枯れ木でも引っ掛かれば転覆の可能性があります。

大会までの残りの期間で可能な限り回収しましょう。(A)

四季観光写真コンクール 「草加市観光協会会長賞」新谷精二氏