「草加市自主水防団」 救助艇5艇/人命救助訓練


[会報第562] 令和4 12月 25日発行

12月25日(日)、定例救助訓練に木村、古田、佐藤ご夫妻、間宮、相原親子、伊藤、並木、木下、磯部親子、遠藤、渋谷、石田、坂田、石田健、林和、林豊、吉良、長谷川、田中志、浅井、井坂の24名が救助訓練とゴミ拾いを実施。蒲生船着場間2.1㎞で10袋分、布団、タイヤ、ヘルメットの成果でした。

救命浮環投てき!

救助艇5艇出艇。「あやせ丸1号艇」船長相原・伊藤、「2号艇」相原崚・並木、「3号艇」林・井坂、「4号艇」木村・遠藤、「6号艇」吉良の各氏が船長、副船長を務めました。

訓練課題➀落水者の救助!

「かさね橋」と「蒲生船着場」の2か所で落水者への救命浮環投てき訓練を実施しました。「落水者発見!」と声を出し救命浮環を投てきし引き寄せます。落水者の元気度に応じて臨機応変の対応をします。それぞれの場所で船長・副船長が交互に実施し、声の出し方、浮環の投てき法を学びました。

救助艇5艇/緊急物資輸送

訓練課題②水と医薬品の輸送!

それぞれの救助艇にペットボトルの水100ℓと医薬品・生理用品を積んで蒲生船着場へ上陸し蒲生愛宕町会館へ避難している方たちへ緊急物資輸送(仮想)を実施しました。

「まつばら綾瀬川公園」は、緊急物資輸送の集積所になっています。自衛隊ヘリコプターや県救援ヘリコプターなどで運び込まれたものを左岸防災船着場から水路を使って輸送します。大震災で陸路が閉ざされた時に、ヘリと救助艇の連携が必要になってきます。今回は、大地震で蒲生地域の方たちが蒲生愛宕町会館へ避難している事を想定して救援物資輸送が実施されました。蒲生船着場は物資引上げに大変適した構造になっていますのでとても使いやすく感じました。

備えよ常に!

私たちは、大震災と利根川決壊の大洪水に備えています。埼玉県・東京都の東南部地域は明治43年と昭和22年の2回に亘る利根川決壊で甚大な被害を受けたことを経験しています。今後これらから学び工夫と努力を重ねて参ります。